東京で自動車のガラスコーティング施工を33年営んでおります。

【セラミックコーティングで新車を維持】セラミックコーティングをするメリットとデメリット

セラミックコーティングをするメリットとデメリットって知っていますか?
セラミックコーティングをするメリットとデメリットについてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに主にセラミックコーティングをするメリットとデメリットについて詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、セラミックコーティングとは何か?からみていきましょう。

セラミックコーティングとは?

セラミックコーティングとは、金属、酸素、窒素、炭素を合わせた成分が含まれている
カーコーティングです。
コーティングが厚く耐薬品性に優れたコーティングとなります。
一度施工すると研磨で磨かなければ元には戻らないくらいしっかりとしたコーティングです。
最近では、ガラスコーティングよりもセラミックコーティングをする方が増えてきています。

セラミックコーティングの効果

コーティング膜が硬いため傷がつきにくい

セラミックコーティングの主な特徴は、コーティング膜が硬い事です。
コーティング膜が硬いため洗車をした時の細かな傷が少なくなります。
車の塗装面の硬さは、鉛筆硬さで例えると2Hから4H程度となりますが、セラミックコーティングをする事で1H強度を増す事ができます。
4Hの塗装面に5層コーティングをすることで鉛筆硬度9Hに近い硬度となるため、洗車をした時の摩耗で傷が入りにくくなります。
先ほどもお話ししたようにセラミックコーティングは膜が固く、傷が入りにくいため、傷が目立つ車などにおすすめのコーティングです。

酸性雨や融雪剤などの影響をあまり受けない

耐薬品性能に優れるため、酸性雨や融雪剤の影響をあまり受けません。
元々、コーティングは、酸性雨や融雪剤などのアルカリ物質に弱いため、塗装面の劣化を完璧に保護できませんでしたが、セラミックコーティングは、耐酸性があり、アルカリ性に強いため、コーティング膜が劣化せず、塗装面の変色などの劣化を最大限、抑えることに成功しました。
セラミックコーティングは、劣化しやすい車にもおすすめのコーティングです。

コーティング膜についた小傷が元に戻る

セラミックコーティングによっては、コーティング膜についた細かな傷を元に戻す効果が期待できます。
どんなに硬いコーティングをしても全く傷が入らない訳ではありませんが、傷を元に戻す効果が期待できるセラミックコーティングは、塗装面についた細かな小傷が熱で自己修復し傷が消えるため、長い期間、車の光沢、輝きを持続することができます。

多重層化による光沢(輝き)が向上する

セラミックコーティングする事で多重層化し光沢が増します。
ガラスコーティング膜は、コーティング膜の厚みが0.3μですが、セラミックコーティングは1層あたり2μの厚みです。
コーティング膜の厚みが厚ければ厚いほど光沢が増します。
4層塗り重ねることで、膜の厚みは約8μとなるためその分、光沢が向上するのです。

持続性が高い

耐薬品性能や耐スクラッチ性能が高いため、自然劣化しにくくコーティング膜が長持ちします。
ガラスコーティングは、持続性が約3年ですが、セラミックコーティングは5年となり、コーティング膜が長持ちします。

セラミックコーティングをするメリット

メリット①耐薬品性に優れているため腐食しにくい

耐薬品性に優れるため腐食しにくいです。
他のカーコーティングでは、耐薬品性能があまり良くないため、酸性雨や融雪剤(アルカリ質)などが原因でコーティング膜が傷んでしまい、撥水性能や光沢がよくありませんでしたが、セラミックコーティングは、耐薬品性能が最も高いため撥水性能や光沢の低下を防いでくれます。

メリット②膜が固いため擦り傷がつきにくい

膜が固いため擦り傷がつきにくいです。
車の塗装面は、洗車をする時に加わる摩擦で擦り傷(洗車傷)がついてしまいます。
セラミックコーティングは、最高被膜高度9Hのコーティング被膜を形成するため、より傷がつきにくくなります。
そのため、長期間新車のような輝きがあります。

メリット③自己修復機能つきの商品がある

自己修復機能つきの商品があります。
自己修復機能とは、コーティング膜についた小傷が消える効果が期待できます。
セラミックコーティングのファインラボコーティングは、コーティング膜についた細かな小傷が熱によって自己修復する機能があります。
そのため、傷が目立つ車も傷がつきにくくなる効果が期待できます。

セラミックコーティングをするデメリット

デメリット①費用が高い

性能が良いと費用が高くなってしまいます。
長持ちする事を考えると費用は安くなりますが、初期費用が高くなってしまうのがデメリットです。

デメリット②コーティング作業が難しいためムラができやすい

コーティング作業が難しいため、コーティングのムラができやすいです。
最近では、液剤の成分が改良されたりしているため、以前のようにムラになるリスクは少ないです。
もしもムラになってしまった場合でもしっかりと対応してくれるショップを選ぶようにしましょう。

デメリット③シミや傷が完璧に防げない

完全にシミや傷を完全に防ぐ事はできません。
セラミックコーティングは完璧に傷がつかないと勘違いされている方もいますが、残念ながら、どんなに良いコーティングをしても傷がついてしまいます。
コーティングした後もしっかりと手入れをする事をおすすめします。

デメリット④作業完了までに数日必要

セラミックコーティングが完了するまでに時間が必要です。
他のコーティングであれば1日で作業できるものもありましたが、セラミックコーティングは作業完了するまでに時間がかかるため、車を使用する予定などがある場合は、できるだけ早めに依頼すると良いです。

デメリット⑤剥がすのが大変

セラミックコーティングは一度固まると剝がすのが大変です。
他のコーティングであれば研磨材などで簡単に落とすことができましたが、セラミックコーティングは、強固な厚い膜のためプロの研磨作業でなければ簡単に剥がすことができません。

セラミックコーティングをする時の注意点

多重層化しても全く傷が入らない訳ではない

多重層化しても全く傷が入らない訳ではないということです。
どんなに硬いコーティングをしても、塗装面につく砂利や鉄粉の方が硬度が高いため、塗装面を引っかいてしまうと傷がつき、洗車の時も塗装面に摩擦が加わることで、少しずつ細かいスクラッチ傷がついてしまいます。
セラミックコーティングをしたら傷がつかないと思ってコーティングをしてしまうと、セラミックコーティングをしても傷ついてしまい後悔することになりますので注意が必要です。

シミや汚れをそのままにすると傷むので洗車をする

シミや汚れがついたまま放置するとシミがついたり、ウォータースポットという水シミがついたりするので定期的に洗うようにしましょう。
セラミックコーティングは、ガラスコーティングよりもシミがつきにくい商品ですが、酸性雨のシミを長い期間放置したり、水道水をかけたまま放置すると必ずシミがつきます。
車を長く綺麗に保つため定期的に洗車する事をおすすめします。

セラミックコーティングをした後でもメンテナンスは必要

コーティングをした後でもメンテナンスをする必要があります。
車のコーティングは塗装面の色あせ、変色、酸化を抑えるために開発された商品です。
塗装面を守るための膜のため、膜が汚れた状態で放置しているとコーティング膜にダメージを与えてしまいます。
ガレージ駐車など汚れがほとんどつかない場合は、メンテナンスをしなくても長期間、綺麗な状態を保てますが、外にそのまま駐車している場合、酸性雨、鳥のフン、黄砂、花粉、排気ガス、虫の死骸、木の実、樹液など様々な汚れがついてしまいます。
セラミックコーティングの被膜を長く保たせるためにも、最低でも1年に1度はメンテナンスをして常にコーティング膜が綺麗な状態を保ちましょう。

セラミックコーティングをするなら専門店に依頼するのがおすすめ

セラミックコーティングを自分でする事もできますが、自分でする事でムラができたりする危険性があります。
コーティング作業をしっかりと行わない事で、車に傷などがつき、大切な愛車の状態が悪くなってしまいます。
できるだけ、綺麗な状態で、ムラなくセラミックコーティングがしたいなら専門店にセラミックコーティングを依頼するのがおすすめです。

まとめ

今回は、主にセラミックコーティングをするメリットとデメリットについて紹介しました。
セラミックコーティングをするメリットとデメリットについて知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にしてセラミックコーティングをするかどうか検討してみて下さい。

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