「大切な愛車をずっと綺麗なまま維持していきたい」
そう考えている方はたくさんいるでしょう。
そのような方には、カーコーティングがおすすめです。
とはいえ、ディーラーや専門業者に依頼する場合、比較的高額な料金がかかってしまいます。
そのため、
「自分でコーティングをしようかな」
と考えている方も多くいるはずです。
そこでこの記事では、カーコーティングは自分でも行えるのか、どのような流れで行えばいいのかということについて詳しく解説していきます。
カーコーティングは自分でも行える?
結論から言ってしまうと、カーコーティングは正しい知識を身につけ、正しい手順で行えばディーラーや専門業者に依頼せずとも問題なく行えます。
ただ、カーコーティングには専門的な知識や技術が必要になってきますので、安易に挑戦するのはあまりおすすめできません。
「どうしても自分でコーティングを行いたい」
そうお考えの方は、今回紹介する内容を全て頭に入れたうえで、丁寧且つ慎重に進めていきましょう。
カーコーティングをDIYで行うメリットは?
では次に、カーコーティングをDIYで行うメリットについて詳しく解説していきます。
コスト削減に繋がる
カーコーティングをDIYで行うことによって、コストの大幅な削減に繋げられます。
なぜなら、業者に支払う工賃や手数料などをカットできるからです。
最低限の材料費のみでコーティングを行えるようになりますので、
「とことんコストを削りたい」
そう考えている方には最適の方法と言えます。
より愛着が湧く
カーコーティングには、手間と時間がかかります。
専門業者やディーラーに依頼することによって、これらの手間や時間を削減しながら愛車をピカピカの状態に仕上げられるようになります。
ただ、あえて手間と時間をかけてコーティングを行うことによって、大切な車に対する愛着がより大きくなるのです。
カーコーティングをDIYで行うデメリットは?
では次に、カーコーティングをDIYで行うデメリットについて詳しく解説していきます。
とにかく時間がかかる
先ほども解説したように、カーコーティングには物凄く時間がかかります。
具体的には、1台仕上げるのに半日から1日以上の時間がかかってしまうこともありますので、時間をしっかりと確保しておかなければなりません。
中には、短時間でパパっと仕上げてしまう方もいるのですが、これをやってしまうとコーティングのメリットや魅力を享受できなくなり、場合によっては逆効果になってしまうこともありますので注意してください。
クオリティが下がることもある
カーコーティングには、専門の知識と技術が必要です。
ディーラーで勤めていた経験がある方や、過去にカーコーティング関連の仕事に就いていた方は別ですが、知識や技術が一切ない方がDIYでコーティングを行うと、満足のいく仕上がりにならなくなってしまうケースがあります。
自慢の愛車をコーティングするわけですから、できることなら完璧に仕上げたいですよね。
そのような方は、無理をしてDIYで行うのではなく、ディーラーや専門業者など、知識と技術を持った職人に依頼することをおすすめします。
DIYコーティングの大まかな流れ
では次に、DIYコーティングの大まかな流れについて詳しく解説していきます。
ステップ1:洗車
コーティングを始める前に、まずは洗車を行います。
というのも、泥や砂などの汚れが付着している状態でコーティングを始めてしまうと、車に傷が入ったり、汚れが定着してしまったりする可能性があるのです。
綺麗な仕上がりにするためにも、車用のシャンプーを使って丁寧に洗車をしましょう。
そうすることによって、この後に行う「下地処理」の手間を大幅に軽減できるようになります。
また、洗車をする際は、
・パネルの隙間
・ナンバー
・エンブレムの周り
など、細かな部分の汚れも徹底的に落とすようにしてください。
ステップ2:下地処理
下地処理というのは、洗車で落としきれなかった油汚れや水垢、鉄紛などの頑固な汚れを落とす作業のことです。
このような汚れは水だけでは落ちない可能性がありますので、専用の薬剤や道具を使って落としていきます。
頑固な汚れを落とした後は、脱脂作業です。
薬剤が残らないように丁寧に脱脂作業を行うことによって、上手にコーティング剤を固定できるようになります。
ステップ3:コーティング
ここまで進んだら、いよいよコーティング作業開始です。
コーティング剤をスポンジにつけて、ボディに塗布していきます。
中には、硬化が早く始まってしまうものもありますので、薬剤を一気に出すのではなく、少しずつ出して仕上げていくようにしましょう。
また、大量に薬剤を出してしまうと、塗りムラができてしまうこともありますので注意してください。
コーティング剤を塗布した後は、マイクロファイバータオルなどで綺麗に拭き上げていきます。
カーコーティングをDIYで行う時のポイント
では次に、カーコーティングをDIYで行う時のポイントについて詳しく見ていきましょう。
晴れた日に行う
カーコーティングを行う時は、事前に天気予報をチェックしておくことが大切です。
雨や雪の可能性がある場合、気温が著しく低い場合は、コーティング剤が乾かない恐れがありますので、別日に行うようにしましょう。
こう聞いて、
「真夏の炎天下なら問題なく行えるだろう」
と考えてしまう方もいるのですが、気温が高すぎると今度はコーティング剤を塗った瞬間に乾いてしまい、塗りムラができてしまいますので注意してください。
下地処理に命を懸ける
カーコーティングを自分で行いたいと考えている方の中には、コーティング剤を綺麗に塗ることだけにフォーカスしてしまう方もいるのですが、大切なのは「下地処理」です。
上手くコーティング剤を塗れたとしても、下地処理が甘いと綺麗な仕上がりになりません。
「愛車をピカピカにしたい」
そう考えている方は、下地処理にできる限りの時間をかけ、徹底的に汚れを落としたうえでコーティングを行いましょう。
施工直後は濡らさない
コーティング剤には様々な種類がありますが、ガラス系のコーティング剤を使う場合は、特に「乾燥」が大切になってきます。
コーティング剤を塗布して数十分ほど経つと乾燥して固まったように見えますが、実際は完全に乾いていません。
完全に固まるまでには、1週間から2週間ほどの時間がかかりますので、最低でも施工後24時間は水気に触れさせないようにしましょう。
コーティング剤が乾燥していない状態で水気に触れさせてしまうと、徹底的に下地処理を行い、丁寧にコーティング剤を塗っていったとしても塗りムラができてしまいますので注意してください。
カーコーティングをDIYで行う時の注意点
カーコーティングをDIYで行う際は、全体的な作業手順や、各手順のコツや注意点を理解しておかなければなりません。
「何とかなるだろう」
という安易な気持ちで挑戦すると、後悔する可能性が高くなりますので注意が必要です。
クオリティにとことんこだわりたいと考えている方や、自分でのコーティングに自信がない方は、ガラスコーティング専門店「トランスロード」にお任せください。
当店では、これまでに11,700台以上のコーティング実績があります。
車を磨き続けて32年の施工師原田が、豊富な知識とハイレベルな技術力を駆使し、お客様のご要望やご希望に添ってコーティングを行わせていただきます。
他店で断られたお車でもご対応が可能な場合がありますので、専門店でのハイクオリティなコーティングに興味がある方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
愛車をいつまでも綺麗な状態で保ちたいと考えている方には、コーティングがおすすめです。
コーティングは知識や技術さえあればDIYで行うこともできます。
ただ、DIYで行う場合はいくつかの注意点やリスクなどがありますので、慎重に進めていかなければなりません。
「コストよりもクオリティを重視したい」
「愛車のコーティングをプロにお願いしたい」
と考えている方は、無理にDIYで行うのではなく、ガラスコーティング専門店「トランスロード」までお気軽にご相談ください。