車のウォータースポットを自分で除去する方法って知っていますか？
車のウォータースポットを自分で除去する方法についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに車のウォータースポットを自分で除去する方法について詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、車のウォータースポットとは何か？からみていきましょう。

車のウォータースポットとは？

洗車をしても車のガラスにウロコのような汚れがつき、困った経験があるかと思います。
ガラスについた雨水や水道水が蒸発して乾いた時にガラスについて白い汚れになります
ウロコの正体はこれで、ウォータースポットと呼ばれていたりもします。
ウォータースポットの主な原因は、雨に含まれている様々な汚れや水道水に含まれた不純物で、これが固まると通常の洗車ではなかなか落とすことが難しい頑固な汚れになります。

車にウォータースポットができる原因

先ほどもお話ししたように車につくウォータースポットは、雨が降った後に雨水が残ったまま蒸発した場合、水道水で洗車した時に拭き残しの水がそのまま乾いてしまう事で、発生しやすくなります。
暑い中での洗車がダメなのは水分がすぐに蒸発してしまい、ウォータースポットができにくくなるためです。
雨水には黄砂、チリ、車の排気ガスなどの化学物質が含まれていて、水道水には炭酸カルシウムなども含まれているので、水分がガラスに残ったまま蒸発すると、不純物が汚れとしてついてしまいます。
その他にもワックスをかけた時の油成分などが水に流れてガラスにつくと、水分が乾いた時に固まってウォータースポットを作ります。

車のウォータースポットを自分で除去する方法とは？

方法①市販のカーシャンプーでウォータースポットを取る

頑固なウォータースポット汚れではない場合、カーシャンプーで落とすことができます。
注意点は、汚いスポンジで洗わない、ゴシゴシこすりすぎない、スポンジが汚れてしまったら、スポンジ自体をすぐに洗い、スポンジについた汚れでボディーに傷がつかないようにしましょう。
軽く洗ってウォータースポットの汚れが取れていなければ、他の方法を試してみる事をおすすめします。
他の方法を試す場合もまずは洗車をして余計な汚れを洗い流す必要があります。
基本的に洗車は、スピード勝負です。
あまり気温が高くなければそこまで急ぐ必要はありませんが、夏場などの気温が高い時にゆっくり洗車していると、洗っている最中に車体が熱をもち乾燥してしまいます。
そういった状況になるとウォータースポット汚れを作る原因となるため、素早くきれいに洗車しましょう。
時間がないという方は、洗車機を利用するのも一つの方法です。

方法②食器用洗剤でウォータースポットを取る

ウォータースポット汚れは油が原因で発生するものもあります。
油膜と言われる油汚れは、フロントガラスなどによくつきます。
油汚れといえば食器用洗剤がおすすめで、実はウォータースポット汚れの一部は、中性洗剤である食器用の洗剤で落とすことができます。
バケツに洗剤を入れて、水で薄め汚れた部分をこすります。
ガラス部分なのでボディ面と違い、少し強くこすっても問題ありません。
注意点は、洗剤をゴムの部分につけない方が良いです。
中性洗剤は、ゴムの劣化を早めてしまうため、フロントガラスやサイドガラスの周りにあるウェザーストリップと呼ばれるゴムにつかないようにすることが大切です。
ボディ部分に中性洗剤をかけてしまうと、ワックスや塗装を傷める可能性があります。
食器用洗剤でウォータースポット取りをするならガラス部分だけにしましょう。
洗い終わったら洗剤が残らないようにしっかりと洗い流し、拭き取りします。

方法③頑固なウォータースポットには水垢クリーナーでウォータースポットを取る

中性洗剤やカーシャンプーでもウォータースポットが取れない場合は、水垢クリーナーを使用するのがおすすめです。
水垢クリーナーは、様々なメーカーから販売されていますが、その中でも「スゴピカ」シリーズの「おさるのスゴピカウロコ取り」は車のウォータースポット落としに良いです。
液を車にかけてスポンジで拭いて水で流すだけで頑固な水垢がとれます。
車の窓の水垢、ウォータースポット取り、ピラーの水垢、サイドバイザーのくすみ、ボディ全体の水垢にも利用できます。
車に液をかけた後、長時間放置すると塗装が薄くなる場合があるので注意が必要です。

車にウォータースポットがつかないようにするコツ

コツ①頻繁に洗車する

水垢は、すぐに頑固になる事がないので、こまめな洗車はとてもおすすめです。
洗車ができないという場合でも、雨が降った後は、洗車するなどの習慣をつけると、こびりつきを防ぐことができます。
洗車しても雨の日が続いたり、整備されていない道を走ったりするとすぐに汚れてしまいます。

コツ②水滴を残さないようにする

ガラスやボディに水滴がついたら拭き取るようにすると水垢がつくのを防ぐことができます。
雨などで車が濡れた後は、自動車のガラスとボディを軽く拭き取ると良いです。

コツ③車を屋内に保管する

水垢は、雨水にさらされることで発生します。
屋内駐車場、ガレージに保管することができれば、保管中に水垢がつくのを防ぐことができます。
屋内駐車場を確保できない場合、ボディカバーをするのが最も良い対策方法です。

市販の車のウロコ（ウォータースポット）取りの選び方

タイプで選ぶ

・リキッド
リキッドタイプは、液体のウロコ取りです。
スポンジやクロスに液体を少し染み込ませてガラスを磨くことで、ウロコが取れます。
使い勝手が良く初心者向けではありますが、ボディへの液垂れには注意する必要があります。

・ペースト
ペーストタイプは半練りタイプとも呼ばれたりします。
リキッドタイプより粘度があり、液垂れしにくいのが主な特徴です。
リキッドよりも使い勝手が良いですが、高価な商品が多いので、コスパ重視の方はよく考えて購入すると良いです。

・パッド
リキッドタイプ、ペーストタイプ以外にパッドを使う方法もあります。
研磨成分配合のパッドでウロコを直接こすって落とすタイプの商品で、液剤はいりません。
頑固なウロコ落としにもおすすめですが、こすりすぎるとガラスが傷つく事があるので注意が必要です。

・シート
取り扱いが簡単なのが、シートタイプのウロコ取りです。
拭くだけで簡単にウロコを取れるため、初心者にも人気があります。
シートという特性上、拭きムラが出やすいです。

使いやすさで選ぶ

使いやすさや作業の簡単さでウロコ取りを選ぶのもおすすめです。
作業手順が複雑な商品を選んでしまうと、製品の性能を上手く引き出すことができず、期待した効果が得られない可能性があります。
作業が難しいと上手くできなかったり、途中で面倒になってやめるという結果になりやすいです。
こういった事態を防ぐために使いやすさも重要な選ぶポイントになります。
使いやすい商品を選ぶポイントとして、作業方法がシンプルか説明書やパッケージに作業手順が記載されているかを目安にすると良いです。

イオンデポジットとの違い

イオンデポジットが悪化した状態がウォータースポットです。
ウォータースポットになる前に車を綺麗にしましょう。

カーコーティングをするなら専門店に依頼するのがおすすめ

カーコーティングを自分でする事もできますが、自分でする事でムラができたりする危険性があります。
コーティング作業をしっかりと行わない事で、車に傷などがつき、大切な愛車の状態が悪くなってしまいます。
できるだけ、綺麗な状態で、ムラなくカーコーティングがしたいなら専門店にカーコーティングを依頼するのがおすすめです。

まとめ

今回は、車のウォータースポットを自分で除去する方法などについて紹介しました。
車のウォータースポットを自分で除去する方法について知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
車のウォータースポットを自分で除去する方法は、市販のカーシャンプーで取ったり、食器用洗剤などで取ったりする事ができます。
紹介した内容を参考にして、車のウォータースポットを自分で除去するかどうか検討してみて下さい。